人生を思い通りにするために筋トレから学べ
どうも、やゆよの人です。
唐突ですが、皆さん人生思い通りになっていますか?
本当はもっと休みが欲しい、もっと稼ぎたい、もっと綺麗になりたい、もっと面白いことがしたい...大なり小なり理想と現実に差がある人が多いのではないでしょうか。
そんな方に私は言いたい。
筋トレをしなさい――――と。
今日は、人生を思い通りにするために筋トレから学べることについてお伝えする。
筋トレで得られるものって筋肉だけじゃないんかい?
筋トレで得られるものは筋肉だけじゃないのだ。(断言)
そもそもこの記事を書くきっかけになったのは、友達が「筋トレのメリットってなに?(意訳)」とつぶやいていたことに起因する。
その際結構熱く筋トレのメリットについて語ったのだけど、同時に
もしかして筋トレって筋肉つくだけだと思ってる人多いんちゃうの?
と思った次第。
もちろん筋肉はつく。でも実はそれ以上に筋トレを通じて、「ゴール(理想)の設定」「現状の把握」「過程の軌道修正」という作業を体験できるというのが筋トレのメリットだと思っている。
これ実はビジネスで使うフレームワークにも全く同じ図がある。
新規事業開発をやっているやゆよは仕事でしょっちゅうこの図を描いているくらいだ。
つまり、きちんと筋トレすることは、実は会社で新規事業開発をするのと同じ脳みその部分を使っていると言っても過言ではない。*1
日頃から運動する習慣があるかどうかと、年収は正の相関があるという研究結果があるのもこれが関係あると思っている。ちょっとした自分のための運動にさえ、真剣に向き合い成長を描ける人は当然仕事でもそれができてしかるべきだからね。
そんなの筋トレじゃなくてもよくね?と思った人、ちょっと待った
「真剣に向き合って成長を描ければいいわけね。じゃあ筋トレじゃなくても趣味に打ち込めばいーじゃん」
そう思った人、待った。
筋トレが特にその思考を鍛えるのに向いている理由がある。
ずばり、
やった分が結果に反映されやすく、目に見えてわかる
という点である。
現状を把握して、なりたい姿を描くっていうのはね、結構どんなことでもできる人は多いんですよ。
だけど、そのゴールに向かって自分が動き出したとき「それが正しい方向に向かっているのか」は意外と測りにくい=フィードバックがしにくい。
その点筋トレってすげぇよな、効かせた分だけ筋肉になるんだもん。
逆に言うとフォームが間違っていたりしてあんまり効いてないと筋肉はつかない。
正しいフォームでしっかり負荷をかけるとその分めっちゃ筋肉つく。
筋トレ初心者にありがちなのは、スクワットをやってみて「意外と余裕だな」って思うことだったりする。これは余裕なんじゃなくて慣れていなくて正しく筋肉に負荷をかけられていないだけというケースが多い。当然それでは効果が出ない。
でも、筋トレ中にちゃんと狙った筋肉を使えているのかは初心者でもちゃんとチェックができる。このトレーニングをするとここが熱くなる、ここが痛くなる、というのが決まっているからである!!!
▲とがわ愛さんの「やせ筋トレ」の本では、ここに効いてたら正解、ここに効いちゃったらフォームのこれが間違っているよというポイントまで書かれていてめちゃくちゃわかりやすい。
まさに体がセルフで教えてくれるフィードバック。
自分の体の声に耳を傾けて、やり方を柔軟に修正していくことができる。
思い描く理想に向けて、体と頭、そして心を自分でコントロールして思い通りにしていくという手っ取り早い成功体験を手に入れられる。それが筋トレなのだ。
筋トレは人生の縮図
最初に、「ゴール(理想)の設定」「現状の把握」「過程の軌道修正」は仕事で必須のワークフレームだという話をしたけれど、実はこれは人生でも全く同じことがいえる。
「理想:年収1,000万」「現状:500万」「過程:スキルを付けて大きな会社に転職」
「理想:心安らぐ結婚」「現状:シングル」「過程:自分を磨き、出会いを増やす」
とかね。
ファクトベース*2、つまり客観的事実をベースに自分を見て、状況・状態に応じて軌道を修正しながらゴールに向かうというのは、まさに自分の人生を自分でコントロールして思い通りにすることなのだ。
つまり筋トレは人生の縮図
自分で言うけれど、筋トレ1つとってもこういう風に糧にしようという姿勢や視点が、成長したり成功したりすることのコツかなとも思う。何事も一事が万事。
とにかく人生の中で無意識の時間を減らしていけ!!!!
あっこれは筋トレとは直接関係ないけどこころもちの話です。
まとめ。筋トレから生き方を学べ。
ほかにも、筋トレをすることでセロトニンが分泌されやすくなりメンタルの安定につながるとか、単純にいいこともたくさんある。その辺はいろんなYouTuberが話してると思うのでそっちを参照してください。
ただただ私がおすすめするのは「自己満足でダラダラやるのではなく、きちんと結果が出るように考えながら筋トレする」こと。
ここから考え方、努力の仕方、それをできている自分への自己肯定感、できなかった自分を責めない寛容さ、誰もほめてくれないので自分でやる気を上げていくマインドセット、これを学び繰り返していくことで、必ずほかのことにも応用できるようになる。
もっと自分の人生を理想通りに楽しんでいこうぜ。
おしまい。
妹が16年越しに田中さんに会いに行った話
どうも、やゆよの人です。
本日、2019年12月16日は、私が宇宙で一番大好きなおじさん「田中さん」の49歳の誕生日である。
私と田中さんの出会いは遡ること22年前、私が8歳の時だった。第一印象は良くなく、私は一方的に田中さんを苦手としていたのだけれど、その6年後に再会してからはすっかり虜になってしまった。
我が妹は、姉のせいでかれこれ16年間も一方的に田中さんの魅力を聞かされ続けてきた、『田中被害者の会』の1人である。そんな妹がとうとう田中さん本人に会いに行くことを決心したのが早3か月前。
まさに昨日、12月15日に運命の対面を果たしてきたので、今日はその話を書きたいと思う。
っていうか田中って誰だよ
そう思ってここまで読み進めてきた諸君のために、まずは田中さんのことを紹介したいと思う。
田中さんはこんな顔をしている。
サイボーグオネエみたいな写真なのだが、彼は49歳(画像は48歳当時)のれっきとしたおじさんだ。
PENICILLINというバンドのボーカル、と言えばお気づきの方もいるかもしれない。
そう、かつて「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」というアニメのOPで「♪愛に気付いてください 僕が抱きしめてあ・げ・る↑↑」という歌を歌っていたあのPENICILLINのHAKUEI氏である。
▲30代の皆、めっちゃ懐かしくない?
知る人ぞ知る情報だが、やゆよはHAKUEI氏(本名:田中博英氏)の大ファンであり、寝ても覚めてもHAKUEI漬けの青春を送っていたのである。
▲まったく歳を取らないので人間じゃないかもしれないとよく思っている
『田中被害者の会』の発足
さて、私が寝ても覚めてもHAKUEI漬けの青春を送っていたころ、家中のいたるところでPENICILLINの曲をかけ続けていたため、好きでも何でもないのに母や妹がPENICILLINの曲を覚えてしまうという現象が発生していた。これが俗にいう『田中被害者の会』である。
いつしか母は私のHAKUEI好きを逆手に取り、休日でも私を早起きさせるために居間のテレビでPENICILLINのビデオを上映するという手法を取るようになっていた。すると、5分もしないうちに私が目覚め、曲につられて居間に現れるという仕組み―通称「ゴキブリホイホイ」―である。
また、他にも私のスケジュール管理を正しくするため、居間のカレンダーに私の予定と合わせてHAKUEIのイラストを描かせるようになったりしていた。今考えると母親の強かさが怖い。
妹とHAKUEI
可哀そうなのは当時小学生だった妹である。我が妹とHAKUEI氏は、同じ戌年生まれである。2周り、24歳離れている。もう親子レベルといえる。どう見ても圧倒的おじさんでしかない。
そして幼い妹はHAKUEI氏の癖のあるボーカルを気持ち悪がり、ルックスについても整っていることを認めはすれど、魅力的に思わなかった。にもかかわらず姉(と母)の都合で、よくわからないおじさんの曲を無限に聞かされ続け、PENICILLINグッズを何故か渡されたり、無理矢理会話に付き合わされたりと、姉の圧倒的暴力により常に生活にHAKUEIをしのばされるという異常事態に見舞われていた。
高校生になった頃の妹かく語りき。「あれは刷り込みであった」と。姉は反省はしていない。
時に流されて、カナリアの丘へ
16年の月日が経ち。9歳だった妹も25歳になり、33歳だったHAKUEI氏は49歳になろうとしていた。妹からしてもPENICILLINの面々は「子供のころから身近にいた親戚のおじさんがまだバンド頑張ってやっている」という認識に落ち着いていた。(なお、やゆよにとってもまったく同じ認識ではある)
▲33歳だったHAKUEIさん...44歳の時とも22歳の時ともあんまり変わってない
ことの発端は、毎年HAKUEI氏の誕生日前後にあるバースデーライブに行きたいという話題を私が振ったことからだ。
私「行こうか迷ってる」
妹「行け。なんなら興味ある」
ん?!
妹が...一周回って興味を持ち始めている...?
しかし誘うと渋る妹。
妹「今更どんな顔をしていけばいいのかわからない」
その気持ちはまあわからんでもない。しかし年齢も年齢なので、いつまでも元気な姿が見られるわけじゃないかもしれないよ、という私の一言で割とすんなり陥落してしまった妹だった。
孝行したいときに親はなし、いつまでもあると思うな親と田中ってね。
2019年12月15日
来たる日のために、なんと妹はPENICILLINの曲の復習をしていた。
わざわざ実家から大量のCDを持ち帰って通勤時に車で流すという涙ぐましい努力である。もうファンじゃん。
▲持ち帰るべきCDのラインナップを姉に問う図
なんならもう「『魔法ダイヤ』最高じゃない?」とかLINEしてくる。妹よ、それはPENICILLINの250曲以上もある曲の中でも有数のダサくてマイナーな曲だ。*1もうファンじゃん。
ライブ前になんかそわそわしている始末。だからもうファン(以下略
色々とライブのお作法を伝えながら、いざShibuya O-Eastへ。
定刻を5分ほどすぎた頃、照明が落ち、今ツアーのタイトルでもある新曲「九龍頭」がSEとして流れてくる…
ライブ終演
ライブは3時間ほどでつつがなく終わった。定番曲から、比較的レアな曲まで楽しめるセットリスト。恒例の「ハッピーバースデー」の合唱によるアンコール。アンコール2では暴れ曲を一気に2曲。妹の知っている曲も結構演奏されていた。
心地よい疲労感と楽しさ、寂しさの余韻を噛み締めながら、隣を歩く妹は絞り出すように言った。
妹「千聖先輩、かっこいい………」
え、待って、田中さんは?
▲Mr.PENICILLINことギターの千聖。実はやゆよ姉妹の学校の先輩だ!
…気を取り直して
やゆよ「田中さんどうだった?」
妹「生きてた。なんか、そのままだった…」
16年越しの最初の一言、まさかの「そのまま」
▲まあマジでそのまま。修正いらないからこの人。ライブもこの衣装だった。ほんとそのまま
なに…そのままって…実態……
妹「あと、歌が…やっぱり…
下手だった……」
うるせえ!!!お前の姉はそんな田中さんの歌をもう6,000日くらい毎日欠かさずありがたがって聞いてる*2んだよ謝ってくれ!!!!!!!!!!
ここまで色々好き放題書いたけど、HAKUEIさん本当にお誕生日おめでとう!!!!!!!!!!!!!これからもずっと楽しく好きなことやって暮らしてください!!!!!!!!!!!一緒に祝ってくれた妹もありがとな!!!!!!!!!!
追伸
田中さんへ
誕生日おめでとうございます。昨日、貴方を認識してから16年もの年月を経て、やっとお会いすることができました。
この目で、それなりに近い距離から拝見しましたが私と二回りも歳が離れてるとは思えないほど皺がなく、16年前メディアで見ていたのとほとんど変わらない印象を持ちました。
実在していたのですね。(中略)また田中商店*3のスイーツも大変美味しく頂きました。次回はつけ麺も食べたいと思っております。
最後になりましたがぎしょー先生が出演する際はご連絡ください。
改めて
ハッピバースデーでぃあはっくえー↑↑
※妹のTweetより
ハッピバースデーでぃあはっくえー↑↑
くじけぬ心と、PENICILLINという音楽サークルの一員であることは忘れずにいます!ずっとHAKUEIさん大好きです!ありがとうございました。
おしまい
*1:姉も好きだ。血は争えないのか。
*2:冷静に考えるとめちゃくちゃ怖い
*3: ちなみに田中商店はこちら↓↓どっちも美味しいよ!銀座三越の裏にあるからみんな食べに行ってね!
銀座 緑花堂(https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13216327/)
シュークリームやフィナンシェが売りのお菓子屋さん
銀座 魄瑛(https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13222484/)
つけ麺屋さん。リアルに月1ペースで有給とって食べに行くほど美味しい
鈴木大地選手へのクソデカ感情の餞
大地 力の限り 踏み出せ魂を震わせて
大地 希望の空へ 風を超えて突き進め
2019年11月17日、千葉ロッテマリーンズの鈴木大地選手が、正式に東北楽天ゴールデンイーグルスへのFA移籍を発表した。ファンには球団からの発表に合わせ、異例の「本人出演動画」によって肉声でもそのことが伝えられた。
多分、多くのファン達が涙を堪えて彼の門出を祝ったことだろうと思う。私もその1人だ。それだけ、私たちにとって鈴木大地の存在は大きすぎる。
今日はそんな鈴木大地への私の想いを綴りたい。そしてそれを彼の新しい人生への餞の言葉に代えさせてもらおうと思う。
俺たちのキャプテン大地
まずは、鈴木大地がどんな選手なのかをお伝えしたい。
静岡県駿東郡小山町の足柄地区出身、1989年生まれ。右投げ左打ちの内野手。どちらかと言うと小柄な方だが、堅実な守備が売りだ。神奈川の桐蔭学園から東洋大学へ進学し、大学時代は主将を務めている。このキャプテンシーはプロ入り後も発揮されており、若手の多いチームをまとめ、ファンの心をぐっとつかんだ。2014年から2017年までキャプテンを務めあげている。
今こそ羽ばたけ 遥かなる空へ 風になれ大地 ひたむきに進め
これは鈴木大地に作られた最初の応援歌だ。
歌詞の通り彼は野球人としてとてもまじめで、真摯で、ひたむきで、一所懸命な選手だ。野球を、ファンを愛してくれているんだろうということが伝わってくる。エピソードをいくつか紹介しよう。
ここでは、彼の愛称である「大地」で統一して彼の名を呼びたい。
祈りと礼のルーティン
大地には2つのルーティンがある。守備のルーティンと、打撃のルーティンである。
守備のルーティンでは、初回守備位置につくとぺたんとおしりをつき、右手を地につける。そして左手のグローブを額に当ててグラウンドに祈る。
打撃のルーティンは、ピョンピョンと高く飛んで、審判に例をしてから打席に入ることだ。
その姿から、野球への真剣な想いを見て取れる。試合でこの動作を見ると、なんだか温かい気持ちになれるのだ。
仲間思いのキャプテン
大地には入団当初、同い年の4人の同期がいた。益田尚也、藤岡貴裕、中後悠平だ。今は益田以外はロッテにいないけれど、ファンから見ても彼らはいつも仲が良かった。
益田とはプライベートでも遊ぶようで、益田のSNSによく登場していたし、東洋大学時代からのチームメイトだった藤岡貴裕(ドラフト1位指名)には、彼がいなければ自分がプロの目に留まることはなかったと感謝をしているなど、微笑ましいエピソードがたくさんある。
後から入って来た後輩たちにも、先輩たちにも、大地はよくグラウンドで声をかけていた。打たれている投手にも真っ先に声をかけていたし、良いことがあると若手で集まってはロータッチをして場を盛り上げていた。
そうやってチームを盛り上げる姿が、球場全体を和やかでポジティブな雰囲気にしていた。
We are
「We are」は2015年シーズン途中から、球団側*1からの提案で始まった勝利の儀式だ。勝ち試合後、若手の選手数名が外野スタンド前まで来て肩を組み「We are 千葉ロッテ!」と叫び、観客とともに飛ぶ。
最初は反応の良くなかったこの取り組みを、千葉ロッテ名物にしたのは他でもない大地だ。「2016年シーズンは、全勝ち試合でやる」当時キャプテンだった大地の英断。打てなかった日、エラーをした日、スランプ期間。それでも大地は先頭を切って選手を引き連れ、私たちファンの前に姿を現してくれた。
はじめは戸惑ったファンも多かったと思われるが、いつでもそうやってファンの所に来てくれる大地の気持ちは確実に伝わってきた。そのうち自然とファンも全員肩を組み、選手と数回「We are!」の掛け合いの後をした後、一緒に「千葉ロッテ!」と叫びながら飛び、勝利の喜びを分かち合うようになった。選手とファンが一体となる瞬間だ。
その後、儀式は他球団ファンにも広く知られることとなり、マリンフィールドでオールスターが開催された日には「We are パリーグ!」が叫ばれることとなる。
大地の野球への想い、そしてファンへの想いは、ポジティブな感情として確実にファン達に伝播していっていた。この功績の大きさは計り知れない。
千葉ロッテマリーンズは、弱い。
決してAクラス常連ではない。若く、粗削りな選手も多く、泥臭い野球をする。
大地だって然りだ。もちろん素晴らしい選手だけれど、往年の西岡剛のようなスター性はないし、どちらかというと地味である。それが千葉ロッテらしくもあるけれど。
でもファンは皆そんなチームが大好きだ。千葉ロッテマリーンズの何よりの魅力は、球場の一体感。TEAM26というファンクラブの名称の通り、「ファンは26番目のベンチ入り選手」として扱われ、選手とファンとの垣根がとても低いことが特徴だ。
大地がキャプテンになってからは、さらにその垣根がなくなったように思える。*2
毎月行われるプチファン感謝デーのイベントでは、大地はファンひとりひとりの目を見てしっかり握手してくれた。チーム事情がどうであれ、ファンに向き合ってくれ、真剣に野球に向き合っている、そんな大地が皆大好きだったと思う。
大地の登場曲はFUNKY MONKEY BABYSの「告白」。
大好きだ 大好きなんだ それ以上の言葉を もっと上手に届けたいけど
どうしようもなく 溢れ出す 想いを伝えると やっぱ 大好きしか出てこない
大地ーーーーーーーーーーーーー!!
ファンは登場曲を歌い、その日一番の大声援で大地を迎える。
私たちの大地への「大好き」の証である。
大地の作ってくれた「千葉ロッテマリーンズ」と、彼の決断
自分もまだ20代と若いのに、チームメイトを鼓舞して引っ張り、ファンと選手を繋げてくれ、皆で同じ方向を向けるように先導してくれた大地。2017年には新しい応援歌も作られた。それが冒頭のフレーズである。WANIMAのTHANXのメロディに載せて歌われる。
そんな大地がFA権を取得する日が来た。そして行使。異例の「残留を願って来年度のカレンダーにも大地が起用される」という事態も起こった。2019年のファン感謝デーではファンが大地の応援歌を歌い、皆で一緒に「Wa are」を叫んだが、これが大地と私たちの最後の「We are」になってしまった。
ファン感謝デーが終わってすぐ、大地は移籍を発表した。
若い大地がこれまで背負ってきたものはどれほど大きなものだっただろう。多分、私の心にぽっかり空いた穴より、ずっとずっと大きく、重く、辛い物だったと思う。
それでも彼はこれまで笑顔で私たちを導いてくれた。私は彼のおかげで、千葉ロッテマリーンズが前よりずーーーっと好きになったんだ。
それに、最後まで大地は逃げずに動画で私たちにお別れの挨拶をしてくれた。
We areの思い出、ファンへの感謝、マリーンズが好きであることに変わりはないこと、挑戦することを決めたからには絶対に半端なことにはしないという決意。涙なしでは見られなかった。
私はその動画を出張先からの帰り道の車中で見たのだが、渋滞中で助かった。カーステレオでファンモンの告白とWANIMAのTHANXを流し、歌いながら泣いて泣いて、前が全然見えなくなったからだ。
私たちを気持ち悪い野球オタク*3と思わず、ファン―――ひいてはTEAM26として、チームの一員として見てくれる大地。
ほぼ同年代で、大地と同じく30歳になる年にFA(転職)した私には、大地の挑戦したいという決断も痛いくらい分かった。きっと同じ思いのファンも沢山いたことだろう。
大地、本当に今まで夢を見させてくれてありがとう。千葉ロッテマリーンズを、野球をもっと好きにさせてくれてありがとう。
最後に大地に伝えたいことは、渋滞する常磐道でもう決めていた。
大地の応援歌としてずっと歌ってきたWANIMAのTHANX。そっくりそのまま送りたい。
ありがとう を込めて歌った その気持ちに嘘はないと
さよならが 教えてくれた 離れるのは距離だけと
マリーンズが、野球が好きな気持ちはずっと変わらない。私たちはずっと同じなんだ。
大地にはこれからは新天地で、野球人としてまた一皮むけた活躍を見せてほしい。それが一番うれしいから。
がんばれ大地。
今まで本当にありがとう。
*1:我らが広報梶原さんの発案と聞く。本当にいつもありがとうございます。
*2:背景には山室晋也球団社長の着任ももちろんある。こちらも今年度退任。本当にありがとうございました。
*3:とあるYahoo!知恵袋の投稿「西武の秋山翔吾選手のファンサービスの良さには本当に感心してしまいました!」の文中の名言。
「一人何枚もサインを求める人にも嫌な顔1つせずにサインをして、写真撮影も非常に丁寧な対応で接してくれました。
野球オタクの気持ち悪い僕にも一緒に写真をとってくれました!感動
周りのファンも秋山選手がサインを断ってる姿は一度も見たことないと言うほどファンを大事にしているそうです!」
※https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12119260642
この後の流れも最高なのでぜひ読んでいただきたい投稿である。秋山メジャー行かないで。
エステで技を盗んだら、8kg太ったのにスタイルが良くなった件
どうも、やゆよの人です。
突然だけど、エステや整体に行って自分の体をメンテナンスするようになって1年ちょっと経った。エステ通うなんて本当に限界三十路って感じだと思ったのだけど、結構真面目に通ったんだ。
結果、リアルに8kg太ったよ!
え?エステ通ってる意味あんの?みたいな数字なのだけど、8kg太ったのにスタイルはよくなってしまった。すごくない?
というわけで、今日はエステや整体で技を盗んでスタイルアップした話。
エステに通って得られるもの
見出しの通り。前提として伝えておきたいのは、エステに通うだけで痩せるわけはない。それは諦めた方がいい。それでも私はエステに行くことをやめないし、行かずにダイエット(というかボディメイク)をしようとしている妙齢の女性がいたら真っ先にエステに行くことを勧めたい。なぜかというと、エステに通って得られるものは「自信」だからである。
YOUはなぜエステに
そもそも私がエステに通い始めたきっかけは、当時好きだった人とプールに行こうという約束をしたからだ。当時の体重は45kg、そんなに太ってはいなかったのだけど、大分だらしなかった。セックスはできても水着になれない、みたいな身体だったのでちょっと悩んだ。そんな時、Twitterで『格安なのに結果が出る』と評判の某エステを知って門を叩いたのが始まり。
で、本当に1回で結果が出た。最初は60分で背面全部と、足の前面をやってもらって4,000円。でも、ウエストも足も1回施術でガッツリ減ったのだ。信じられる?
今まで何度か高級エステに行ったことがあったけれど、ここまで効果が出たのは初めてだったし、施術後4日くらいまでは細いままで、1週間くらいかけて徐々に戻っていくので、エステ界では持続力もある方だと感じた。
それからはプールイベント後にも2週間に1回のペースで通った。フェイシャルをつけて左右差を減らしてもらい、ほうれい線が目立たなくなった。
「すごい。さながらエステシンデレラ...」と思ったのは序の口だった。
▲まじでバァ ̄ ̄Z__ン って感じに仕上がるんだよな
エステシンデレラ(仮称)の魔法
このエステの特に素晴らしかったところは、皆がポジティブな言葉を使ってくれることだった。凝りまくった身体を「仕事を頑張った勲章」と言ってくれ、ケアできないことも「仕事を頑張っているからこそ」と責めなかった。
加えて体の状態を説明してくれることだ。私の腰痛はおしりの筋肉の凝りから来ていて、離れ乳なのは背中が凝っているからだと教えてくれた。なんなら背中が凝るのも、日頃PC作業や運転が多いから、手のひらの筋肉が凝り、眼精疲労と合わせて肩と首にきて、そこから背中に影響があるのだと。そして解消するためのセルフケアを惜しみなく教えてくれる。
更に「セルフケアをしていただくと、施術の効果がもっと出る」と後押ししてくれるのだ。貧乏OLの私は当然食いついた。セルフケアして、1回の効果をもっと出してもらおう!と。
そうやって貧乏根性で頑張ってセルフケアをしてまたお店に行くと「やゆよ様の努力は本当に素晴らしいです」「今日既におしりめちゃくちゃいい感じです!」と褒めてくれ、本来の私のボディラインに整えてくれてからは「顔が小さい」「足のラインがきれい」「女性らしい体つき」と手放しに讃えてくれる。
わざとらしいとか賛否両論はあるのかもしれないけれど、30歳になってすっかり女として下降気味かなと思っていた私を奮い立たせるのにはものすごく効果があったので、スタッフの皆さんには感謝してもしきれない。その節は本当にありがとうございました。
ボディメイクのためには自分のニュートラルな体の状態を知れ
さてすっかり気分を良くした私は朝晩湯船につかり、ストレッチや筋トレを習慣にし始めていた。本当にすぐに効果が出た。エステに行ったときに減る見た目の肉の量が増えたのだ。
そうこうしているうちに、自分のニュートラルな体の状態を覚えてきた。元々肩凝り腰痛がひどすぎて、それが普通だと思っていたのだけれど、凝りとむくみを取った自分の体の軽さと細さを知って驚いた。自然と凝ったりむくんだりするとすぐ気付けるようになったから、異変のあるパーツはお風呂で重点的にマッサージするようになった。そして自分ではどうしようもなくなったらエステに行ってコリとむくみを取ってもらう。しかもエステティシャンのお姉さんたちはみんな褒めてくれる。「セルフケア、頑張ってらっしゃるんですね!」
やったぜ。あたい、もっとがんばる。
アプローチの仕方をプロから盗め
エステに通うようになって2ヶ月ほど経った頃から、お腹の肉を取りたいからと言って腹筋すればいいわけではないことが腑に落ちた。おしりのコリをほぐして、背中のむくみを取るとお腹もストンとするし、うっすら腹筋のラインも見える。変えたいパーツへのアプローチの仕方が大事なのだなと学び始めた。
エステのお姉さんたちは本当に惜しみなく色んな事を教えてくれたから、整体とプロのストレッチもお勧めされ、たまに通うようになった。
でも驚くことに、どこに行っても体の状態を褒められるようになったのだ。体やわらかいですね、すぐほぐれますね、と。死んだ体をどうにかしてもらうマイナスからのスタートではなく、プラスの施術を受けられるようになっていた。
ここの筋肉が柔らかくなれば、もっとここがむくみにくくなる。
あなたはここのリンパが詰まりやすいから、こういう運動をするといいよ。
すぐ首が固くなるなら、とりあえず耳をほぐしてみたらどうか?
人体のプロからあらゆる『私専用の』裏技を伝授され、片っ端から取り入れるようになっていった。
終身名誉社畜は三日坊主の常習犯
とはいえ私は終身名誉社畜。正直毎日のケアは無理だし、1日で500kmとか運転すると自力ではどうにもならないくらい全身がむくむ。なので、あくまで休み休み自分の身体と向き合ってあげることを大事にした。三日坊主上等である。
そうやってギチギチに自分を締めすぎないことも功を奏したのか、膨らんだりしぼんだりを繰り返しながらではあったけれど、私の身体のラインは確実に整っていった。
トータルで8kg体重が増えて一時期53kgになったのだけれど、不思議と45kgの時よりウエストが3cm細くなり、肩こりもしにくくなっていたし、太ったことを誰にも気づかれなかったどころか「前は全体的に細め~って感じだったけど、今はメリハリが出てスタイルがいい、って感じだよね」と友達に褒めてもらえた。いや、あえて誉め言葉だと受け止めている。これがエステに通って得られた「自信」の一番の効果のような気がする。
そんでもって、今
53kgになった身体のまま彼氏ができたのだけど、本当にありがたいことに「スタイルがいい!」といつも褒めてくれるので嬉しい。でもやっぱりキャリアハイには程遠いから、本腰入れてダイエット中。今のところマイナス4キロ。30代になってからキャリアハイを迎えられる気さえしてきた。自信をもって頑張れているから、そんな私を見て彼氏はさらに応援してくれて、単純な私はすっかりいい気になっている。
一度取り戻した自信はその後の自分が走り続けるガソリンになってくれると実感して、本当にあの時エステシンデレラ(仮称)に飛び込んでよかったなあと思う。
痩せても痩せても自信が持てず、一人ででウジウジドロドロしていた時間は一体何だったんだ。自信と正しい知識が、自分をもっと良くしていくんだ。
エステ、サイコーじゃん。
やっぱり餅は餅屋ってことね。
おしまい
【追伸】
私がベタぼれしたエステシンデレラ(仮称)は悲しいことに色々あって今は店じまいされてしまった。でも、当時のスタッフだった方たちで独立や同業他社に転職された方には今でもとってもお世話になっている!
ので、施術が気になるなあという人はぜひこっそり連絡ください。紹介します♡(ダイレクトマーケティングスタイル)
熱心な野球ファンというのは、一種の病気に罹患している
どうも、やゆよの人です。
突然だが、私のマリサポ歴がいつの間にか4年目に突入していたらしい。マリサポとは、マリーンズサポーターの略。つまり、プロ野球チームの千葉ロッテマリーンズの熱狂的ファンのことを指す。
何を隠そう私は人にドン引きされる程度には野球を愛しているのだ。今日は、そんな私が愛してやまない野球のことについて話したいと思う。
やゆよと野球と球場と
2011年6月19日(日)横浜スタジアムで、横浜ベイスターズvs福岡ソフトバンクホークスの試合を、フォロワーたちと妹と一緒に観戦したのが、私の現地観戦デビューである。元々福岡県というホークスのお膝元で生まれ育った筆者は生粋のホークスファンであったが、現地観戦に至るきっかけに恵まれなかった。観戦することになり、応援歌を覚え、一所懸命応援ボードを描いたことを忘れられない。
優勝パレード以外ではじめて見る生の野球選手は大きく逞しかった。鋭いスイングに乾いた打球音がはじけ、抜けるような青い横浜の空に映える白球は美しく 、弧を描く球に観客の熱い視線が集中し、それがスタンドに刺さった時の熱狂。一体感。テレビで味わうことのできない臨場感に、完全に飲まれてしまった。私はその日から現地観戦の虜になったのだ。
▲横浜スタジアムの青い空は今も健在
実は危険と隣り合わせの現地観戦
正直言って、野球の現地観戦は危険でいっぱいだ。例えば、屋外球場では雨に降られたり、熱中症になりかけたり、逆に寒い時期には完全に凍えきったりするから体調管理を万全にしなくてはならない。他にも球場で取引先のお客さんに遭遇してしまったり、社内恋愛のカップルがお忍びでデートに来ているのを見かけて(うっかりFRIDAY用の写真を撮って)しまったりもするので、人間関係にも気をつけなければならない。
練習時間中に外野席で写真を撮っていたら、選手の投げたボールが頭に当たった時など死を覚悟した。物理的恐怖である。*1
このように球場は本当に恐ろしい場所なのである。まんじゅうこわいじゃないよ。
▲ベテランの新井貴浩選手でもうまく走れないことがある現地。現役引退お疲れ様でした。
だから、本当はただ見るだけなら、空調の効いた部屋でゴロゴロしながら野球を見たい。バッターの手元も見やすいし、当然球種もわかりやすい。
それでも私は球場にいくのを辞めない。
神宮球場で雨に降られても、帰らず屋内コンコースにあるテレビで試合を見る。そのくらい球場が好きだ。
球場には昔捨てた夢が詰まっている
ここまで読めば誰もが「家で見ればいいじゃん」と思うに違いない。そこで筆者が足繁く球場に通う理由をお伝えしようと思う。まずは現地の魅力の一つとしてあげられることも多い球場飯。子供の頃、お祭りに出かけてもなかなか屋台のご飯は買ってもらえなかった。買ってもらえたとしても、食べたいものを全部だなんて到底無理で。いつか全部食べてみたいと思ったものである。
そう、球場の中には、屋台がある。ご飯もおやつも、屋台で売っている。その球場ならではの、嗜好を凝らした「ご当地球場飯」から、なんてことないポテトフライまで。じっくりと好きなだけ屋台を楽しめる。選手プロデュース飯に舌づつみを打った後、ケンタッキーを買ってもよい。お弁当1つで済ますこともできるし、おつまみを沢山買って食べることも出来る。好きなようにあらゆる食を楽しめる球場の屋台はまさに子供の頃の夢の体現である。
そして何よりの魅力は選手の活躍である。でもそれには、迫力や臨場感以上の深い理由があるのだ。
ずっと野球選手になりたかったであろう元球児達が、今仕事として野球をしている。球場にいるどれだけの大人が「夢を叶えて仕事をしている」だろうか?残念ながらきっとそう多くはない。
野球選手の一挙手一投足に掛かる感情が、夢を叶えられなかった大人にとってはあまりにも眩しい。
そして野球選手達は夢を叶えていながらも、私達と同じ一社会人として、仕事に邁進し、ステークホルダーの目を気にし、家族に感謝しながらマウンドに上がり、打席に立つ。
眩しい存在なのに、同じなのだ。だからこそ私達は野球選手を心から応援できる。頑張って欲しいと心から願い、結果が出れば目頭を熱くする。夢と一心同体になれる。私達は、彼らと共に戦いたいから球場に集まっている。
たくさんの大人達が遠い昔に置いてきた夢を、少し取り戻せる場所。それが球場だ。球場に来る子供たちは、その大人達の熱気を新たな夢の糧にし、育っていくのだろう。
子供たち、野球はいいもんだぞ!野球は楽しいぞ!*2
野球場へ行こう
現地について、ゲートをくぐるとどこの球場でもこの曲が私達を迎えてくれる。だから僕たちみんな 野球場につれてって
だから僕たちみんな 野球場へゆこうその名前呼べば ヒーローたち舞い立つ
ひとつのボールで 奇跡をおこす
夢もシアワセ全部 あの大空を翔めぐるだから大好きなんだ 野球場へゆこう
*Dream Park〜野球場へゆこう〜
夢追い病に罹患した大人達の存在を、知ってか知らずか、この歌詞が迎える演出もまた憎い。
結論として、今日はこれだけを伝えようと思う。
2019年の野球を早く見たいよ!!!!!!今シーズンもよろしくお願いします!!!!!!!!!!!!
サイコパスが婚活した話
どうも、やゆよの人です。
一昨年、しばらく婚活をしてました。トータルで1年に満たない程度かな。
でもそんなわずかな期間で色んな意味で地獄を見たので、今日はそんなこの世の地獄について少し紹介しようと思う。
ブログをはじめる時に心配になる5つのこと。楽しいブログを作るには?その秘訣とは
どうも、やゆよの人です。
新年明けたこのタイミングで、今年は何か新しいことをするぞ!と思い立ってブログをはじめる方も多いのではないでしょうか?どんなことを書こうかな。好きな本の話、友達の話、仕事の話…ブログをはじめる時ってとてもワクワクしますよね!
でも、はじめだからこそ心配になることだってあるはず。今日はそんな、ブログをはじめる時に心配になる5つのことと、楽しいブログを作っていくための秘訣について紹介していきたいと思います。